残渣。

普通、でありたいのです。
標準的、とか、一般的、とか、平均的、とか、なんでもいい。
明日には、きれいさっぱり、忘れてもらえるくらい。

何も残したくはないのです。
わたしの残渣など、残さないほうがいいのです。
 

夜の少女たち。

お人形でもなければ、少女でもないことは、わかっているのです。
せめて標本の中では、永遠に、お人形や少女でいたいのです。

夜になったら、枕元にクッキーとミルクを置いて、妖精を待ちたいのです。

デザインフェスタ終了しました。

デザインフェスタvol31、終了しました。
飛行機の時間の都合で、最後までいられなかったのですが。
とても残念です。

嗚呼！fotograf C-616-617に参加させていただきました。
たくさん声をかけていただいて嬉しかったです。
同じブースの、他の作家さんたちと比べるとわたしの写真はまるで落書き程度のレベルにしか思えず…。もうちょっとがんばらないとな。

でも、ほんの数人の方でしたが、「いい作品ですね」と言ってくださったのがとても嬉しかったです。
ありがとうございました。



 

特に初日の夕方、他のブースを流し見て歩きました。

雑貨屋さんブースが多かったような印象です。惹かれるものがあるたびに足を止めてはきゃあきゃあ大騒ぎ。こんな変なのに長居された作家さんはさぞかしご迷惑だったことでしょう。失礼いたしました。
心惹かれたにも関わらず結局買わなかったものもたくさんありますが、わたしのお部屋に来てしまってはこれほど輝けないのではないだろうか、こうやって別世界で愛でるのが正しいあり方なのかもしれない、と思ったからなのでした。

「売る」こと、「見せる」ことについてもいろいろと考えさせられました。

場内ではセーラー服で歩き回っていたのですが。（何故か昭和の女学生、が裏テーマなわたしでした。でもお店番してるうちにだんだんごく普通の明るい接客をはじめてしまい、なんだ、これなら普通のかわいいお洋服着てたほうが良かったじゃないか、と思ったりもしました。）
自分で言うのも何ですが、これからしばらくセーラー服的作品つくりも悪くないかな？と思いたったりもしました。
あそことか、こことかに、セーラー服の女の子が倒れている絵が、いっぱい浮かんでます（笑）。

ちょっと落ち着いて作品つくりをしたいなとおもいます。
被写体としても、撮影者としても。
わたしにしかできないことをやりたいです。
それが何かの模倣に過ぎないのだとしても、わたしにしかできない模倣をやりたいです。
 

デザインフェスタ参加します。

デザインフェスタvol.31に、おこがましいですが、出展します。

日時　2010年5月15日（土）、16日（日） 11:00～19:00
場所　東京ビッグサイト
スペース　C616-617　嗚呼！fotograph

大分県内外の写真家たちの作品を展示します。
その片隅に展示をさせていただくことになりました。

期間中は、別件で上京しております。
時間がある限り在廊しようと思っておりますが…確定できず申し訳ありません。

お立ち寄り、心からお待ちしております。















今回は所属している写真雑貨サークル「D+」の撮影による霙の写真＋霙が撮影した写真　を持っていきます。

それは、あなたの物語です。

あなたたちの、その物語の、その世界の、一部になってみたいのです。
あるいは、わたしの物語の断片を拾い上げてもらうことを、望んでいるのです。

だからわたしは、綺麗でも、かわいくもないくせに、写真に撮られることがだいすきなのです。

ひとまかせ？無責任？
そうかもしれません。
だけど、じぶんひとりでは、どうしてもうまくいかないのです。