朗読ユニットカザハナ「下弦」

2014年11月3日（月祝）
朗読ユニットカザハナのライブを開催いたします。
お時間ありましたら是非ご来場ください。

既成作品の朗読をメインにやってきましたが、今回は霙のオリジナル小説も読みます。

鳴らないスピーカー。

鳴らないスピーカーでありなさい、と、言われたのは、誰にだったか、いつのことだったか。
幼い頃であることには間違いがないのだけれど。

作品の持つ、熱や思いや美しさを、邪魔しないこと。

もちろんわたしはスピーカーではなくて「ひと」であるので、肉体を持ち自らの感情や感覚や思考を持っている。
それはすなわち「ノイズ」である。
スピーカーそのものが作品である場合を別として、それらの「ノイズ」はある程度きちんとコントロールされていることが望ましい、と、わたし自身は思っている。

かつてクラシックピアノの世界で息をしていた頃から、ひとに知識や方法を伝える仕事をはじめてからも、同じように考えてきた。
朗読であろうと芝居であろうと音楽であろうと、とにかく何かを人に伝える、運ぶ、差し出す、という時には、方法は違えど、同じこと、であると思うのだ。

鳴らないスピーカーでありなさい。

それが正しいかどうかもわたしにはわからない、けれど。

どうすれば、まっすぐに美しいものがあなたに伝わるのか、ということだけを考えて、わたしはいつも空気を震わせている。

「上弦」終演いたしました。

朗読ユニットカザハナ第5回ライブ「上弦」は無事に終演いたしました。
ご来場、ご声援いただいた方々、ありがとうございました。

それと、告知をしそびれてしまっていましたが、7月18日には、ヤブクグリ主催のイベント「石田千朗読会＆柳家小春演奏会」の、別府会場で、朗読のお手伝いをさせていただきまして。
そちらも、別府会場、日田会場ともに、無事に終了いたしました。
ご来場、ご声援、ありがとうございました。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=843372655691737&id=498704203491919

次回予定はまだ詳細決まっておりませんが、秋には何処かで朗読ライブを開催する予定です。
最近お芝居もですけど朗読が面白くて面白くて。

これからもどうぞご贔屓に。よろしくお願いいたします。

朗読ユニットカザハナ第5回朗読ライブ「上弦」。

「本日の朗読」。

noteというのをはじめてみましたが、いまひとつ使い方がピンと来ず（販売できるようなコンテンツをいま持たないのも原因ではありますが）、なんとなく「本日の朗読」というのをはじめて、それを載せてみています。

基本的に好きなものしか読みませんが、おすすめのものがありましたらこっそり教えていただけましたら幸いです。