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なんとなく、つれづれ草紙。



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覚悟は出来ていた。

でも、事実として聞いてしまうと、足元が揺らいだ。


気持ちは見事に逃避しているのに、
身体は正直で。
だるくて、何もする気になれなくて、
いつもならちゃんと出来ているはずのことが、ひとつも出来なくなっている。


あと2、3日もしたら、受け入れられるはずだから。
それまで、少しだけ、このままでいさせてください。

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Mさんが出展するという、写真展を見に行った。
山の上のキャンパスは、たくさんの色で溢れていて、紛れ込めないわたしは若干緊張しながら、会場となる棟に向かった。

被写体たちへの愛がたくさん詰まった写真たちが、そこにあった。
技術とか、印刷の具合とか、そういったものへの評価はさておき、写真を撮ることを心から楽しんでいる人たちの力が、そこにあった。
それだけでよかった。

ゆるりとした時間を、ありがとう。

紛れ込めないながらも、帰り道の足取りは軽くなり、見知らぬキャンパスをふらりふらりと漂い、見知らぬ空気をたくさん吸い込んでみた。

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お菓子だけを食べて生きていけたら、どんなに素敵かしら。

鮮やかな赤や青や黄色や緑や紫の着色料とお砂糖だらけの、甘い甘い液体で喉を潤す。

そしたら、ねえ、わたしの白くてまるいほっぺたを、その赤い爪でそっと弾いてよ。


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綺麗に粒の揃ったさくらんぼは、見ているだけで美味しいです。

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君の姿は 僕に似ている
静かに泣いてるよに 胸に響く


(君は僕に似ている/See-Saw)


故郷から海ひとつ隔てたこの地で、故郷に似ている町を見つけた。
あぁ、なんだろうこの感じ、と思いながら車を走らせ、ふと、「懐かしさ」なのだと気がついた。
たいして好きになれなかった、生まれた町。でも、この町で数時間を過ごしてみると、あの町が、狂おしいくらいに懐かしくなった。

潮の香り、もうこれ以上発展しそうにない、出来そうにない商店街、まばらに歩く老人の姿、そこだけ妙に綺麗な新しい病院、滅多に電車の通らない単線の線路。

どうせ死ぬならこんなところで死にたい、と思った。

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活動予定
** 出演 ** 金平糖企画新作公演「ニュースペーパー」 2017年10月28-11月1日、11月21-22日。 ** 掲載 ** カメラピープルブックレーベル 「だれがなんといおうとだいすきな写真」採用 ** 撮影 ** どりばん「どり盤」CDジャケット、ポスター撮影
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