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なんとなく、つれづれ草紙。



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昨日、搬入してきました。
レンタルショーケースショップ「mosaic」さんに、D+というサークルで出品させていただくことになりました。

D+は、6人編成。みんなそれぞれ好きなものが違って、同じところに撮りに行っても全然違うものが出来てくるのが面白い6人です。
まだまだ未熟ですが、「こんなのあったらいいな」の気持ちから創る写真グッズたちを置かせていただいています。
ポストカードがメインですが、これから徐々に種類も増えていくのではないかと思います。

お時間ありましたら、どうぞ足をお運びください。
ちなみにD+以外の出品アーティストさんたちも、とてもクオリティの高い素敵な作品をたくさん出していらっしゃいますので、是非是非ご覧あれ。

mosaic
大分市中央町3丁目5-16新大分第6ビルwazawaza201
10:00~19:00 (火曜定休)



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飛び方を教えます。
こうやって両手を広げてください。
思想への離陸!
1、2、3!

…人力飛行機ソロモンの記憶、いまだに鮮烈だ。

また、真夜中にいろんなことを考えてしまった。
わたしに飛び方を教えてくれたたくさんの人たちに、むしょうに感謝したくなった。
でも、全然飛べていなくて、申し訳なくなってしまうのだ。

わたしは自分で思っているよりずっと、気分にむらがあって安定感がなくて、そして、身体的にも精神的にも、ひ弱なんだと思う。
オフは基本的に寝ている。そうしないと体力も気力も持たない。
瞬発力はそこそこあるけれど、長時間は続かない。
繰り返し作業も比較的安定しているといわれるけれど、それだって、決まった時間内で、なおかつ目標があるから出来ることである。たとえば千羽鶴折りなさいと言われたらやるが、それが途中で二千羽鶴になりますと言われたら、実際パニックに陥る。
イメージが溢れてくるときはとめどがなくて、誰彼ともなくまるで躁状態のように構想を垂れ流すけれど、枯渇しきったときは、文字通り、動くことすら億劫だ。

そして何より大問題なのは、「何を表現したらいいのか、わからない」ということだ。

たとえば動きだったり、文章だったり、写真だったり、いろいろなのだけれど、「はい、じゃあ、オリジナルのものを作ってください!」(別に強制は誰にもされないんだけれども)という局面で、戸惑ってしまって、いつも思い出す場面がある。
幼稚園だか小学校だかの頃、「この曲に合わせて動きましょう。周りのみんなと違うことをしましょう」「この本を読んだ感想を書きましょう」なんてことがよくあった。
そういうとき、なんだか楽しそうに動き出す級友たちを後目に、いつもたった一人で立ち尽くしてしまっている、あるいは、鉛筆が止まってしまっている、わたし。
その孤立した感じを、いくつもいくつも、思い出すのだ。
ちなみに当時はクラシックピアノを習っていて、年齢の割にはそこそこ指が動いて、何やら表現力もあるとか言われて、コンクールで入賞したりしていた。
でも、「表現力って何?」と思っていた。年端もいかない子供だったわたしには、曲のバックグラウンドだとか、この短調にはこういう意味があるだとか、考えられなかった。楽譜を読んで指を動かしていただけだった。さっき書いたエピソードが示すように、何かを感じて人に伝える、という作業は意味も方法もわからないことだった。
何かあるとすれば、「だれよりもきれいなおとをだしたいな」というくらいのものだっただろうと思う。音の出ないスピーカー、媒体でありたかった。自分にしか出来ないことがあるとすれば、それしかないと思っていたし、それはどだい無理な話だと、うすうす理解もしていた。

それなのに。
お芝居だとか写真だとか、いわゆる「表現活動」をしているわたしって、いったい何なのだろう。
表現したいことなんてないと言いながら、いったい何をしているのだろう。

おそらく、そんなことはしなくても、生きていける。生活していける、という意味では、むしろ楽にすらなるに違いない。稽古したり製作したりしているはずの時間を、のんびり暮らせるのだ。
それなのに、体力も気力もぎりぎりのところで、いったい何がしたいというのだ。身を削ってまで表現したいことがあるわけでもないのに。

どこかで望んでいることは、幼い頃からの原始的なイメージ。
透明でありたい。音の出ないスピーカーでありたい。世界を写し取る媒体でありたい。
わたし自身にノイズがある以上は無理なのだけれど、最近はやっと、「わたしというフィルター」の存在を是とすることが出来るようになってきた気がする。

そのために身を削るように生きるのは、意味のないことだと思われるかもしれないけれど。

それでも面白がってくれる方が、多くはないけれど、いらっしゃるのは本当に幸せなことだ。

そんなわたしに関わってくれているみなさんへ。
本当に、ありがとうございます。

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汚された、とはおもえなかった。
後味の悪さも、なかった。
あっけないほどに。

もっと苦しいとおもっていた。もっと重たいものだとおもっていた。
そのときは楽しくても、あとになって激しく後悔したりするものかもしれないとおもっていた。

だけどそんなことを微塵も感じなかったのは、演じていたからかもしれない、とも、おもった。

でも、そこにいたのは紛れもない「わたし」だった。

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photoita というサークルに入れていただいて、数か月。
10月に初めての写真展にあつかましく参加させていただいて、それから、仲良くしていただいています。

昨日はアートストリートという街中のイベントに出展するということで、わたしも、今回初めて、いくつか写真を出させていただきました。
屋外のイベント、好きです。まるで市街劇です。
素敵な出会いもたくさんありました。

外に出てみると、いろいろ思いつくこともありました。
これからちょっとずつ生かしていかないとな、と思います。

みなさんありがとうございました。

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誰よりも平凡でいたいと思う。
誰よりも稀有でありたいと思う。

どちらにもなれない中途半端さが、しかし、わたしらしさ、ということなのだろう。
それが悔しくもあり、いとおしくもある。

伝えたいことなんて何もないけれど、それでもわたしは舞台に立つし、写真を撮るし、言葉を書き留めるし、そして、そうやって作ったものをあなたに見せたい、と思ってしまう。
いつまでたっても、からっぽのままなのに。



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** 出演 ** 金平糖企画新作公演「ニュースペーパー」 2017年10月28-11月1日、11月21-22日。 ** 掲載 ** カメラピープルブックレーベル 「だれがなんといおうとだいすきな写真」採用 ** 撮影 ** どりばん「どり盤」CDジャケット、ポスター撮影
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